季節は猫が運んでくる
今週のお題特別編「春を感じるとき」ということで。
春を感じるのは、猫が布団に入ってこなくなった時。
冬の間、メルは布団に潜り込み私の腕枕で、モカは私の足の間で眠ります。暖かくなると暑くなるのか、お布団の中ではなくお布団の上で私に寄り添って眠るようになり、その日をもって我が家は初春となります。
猫を飼っているおうちでは、猫がこれをしたら春!夏!がたくさんありますよね。
季節は猫が運んでくるものなのです。
うちの猫達の四季を世帯主様のInstagramも合わせてご紹介します。
もう少し暖かくなると、朝の東側にある窓辺にたかるようになります。こうなると、完全に春です。
さらに暖かくなり梅雨前、窓を開ける日が多くなると、外の匂いを好み窓際で一緒にリラックスする後ろ姿を満喫できるようになります。こうしてのんびりしている姿は、可視化できる「幸せ」の最たる形だと思ってやみません。本当に愛らしい…。
夏になると、人を避け、ひんやりマットの置いてあるチェストの上で眠ります。
家の床という床に行倒れます。
そんなスキンシップ的には寂しい夏の終わりを告げるのは、布団での添い寝です。
猫と暮らす全ての人が待ち望んだ一瞬です。
そしてお布団にインしてくると冬となります。(季節が違うため画像はイメージです)
こたつを私物化します。こちらは去年初めてこたつを出した時の写真。完全に主です。
こんな風に、猫たちも猫たちなりに季節を楽しんでいるようです。
春は特に、暖かくて気持ちいい〜、を体いっぱいに示してくれるので見ているこちらも暖かくなるものです。
みなさんのおうちの猫ちゃんたちは、どうやって春を示してくれますか?
異性の車でどこに乗る
話題になってたこのお話。
自分だったらどうするかなーと思ったけど、仕事以外で異性の車に乗る時はもれなく「どこ乗ればいい?」って聞いてきたような気がする。
車ってパーソナルスペース感が強いから、なんか侵してはいけない領域が存在するような気がして、遠慮がちになるし気を使っちゃう。
これは、私が免許持ってなくて乗せてもらってばかりの立場だから思うのかな?
それに、男性の車に乗るとなると、その男性「を」大事にしてる女性の存在が気になっちゃうから、聞く。彼女とか、奥さんとかね。
気にする人はとことん気にするでしょう、そうゆうの。
しかもなんかすごい嗅覚で気がついちゃうでしょ、そうゆうの。
荷物が多いからとか、夜道だからとか、使いやすい駅まで送ってもらうとか、そうゆう男性の優しさからきてる「乗せてもらう」に、変な煙たてたくないじゃないですか。
先に聞いて助手席でいいって言うなら、それは後に何が起きてもその男性の責任って事で…。まあ、気にする人は「いいって言われたからって乗る!?」とか言うかもしれないけど。女子ってそうゆうとこあるけど。
本題から離れるけど、女性的に、自分の彼氏や旦那が助手席に女の子乗せるのって嫌ですか?
私は、基本的には乗せてあげたくなるシチュエーションの女性がいたら、乗せて助けてあげて欲しいんです、そうゆう男性の優しさは私も助かるし。
ただ、結局「相手による」んですよ。何をするにも、どんな小さな事でも、「その人はやめて」っていう存在がいたりして、その相手の時だけめっちゃ神経質になっちゃったり。同じことしてもほかの人だと全然気にならないのに。
じゃあその人がめっちゃ困ってるところに通りがかっても乗せない男が好きなのかっていうとそれは違うので、その人を嫌う前に自分の精神を鍛えろという話かー…って、変に凹んだんです、この話題を読んだ時w
話戻って。
最初に聞いてみて「どこでも」って言われたらやっぱり助手席に座るけど、「後ろ」って言われても運転席の後ろには座らないかなあ。偉い人の席という以前に、コミュニケーションが断絶してる感じしませんか、運転席の後ろだと。
斜め後ろなら横顔同士でお話も出来るしねぇ。
やっぱりちょっと、違和感あるよね。
ゆっくりのろのろ
間が空いてしまいました。
こちらのエントリーからのホラー映画シリーズ、ゾンビ版です。
ゾンビ映画ってほんとにいろいろありますよね。
ゾンビの定義はwikiによると「死んだ状態のまま蘇ったもの」となっています。その中でも原因が特定されないもの、ウィルスや化学実験によるもの、動きがおそいの、ゆっくりなの。スプラッター寄り、ストーリー重視、アクション満載、コメディ、ラブストーリー。ゾンビとの戦いを描くもの、ひたすら逃げるもの、「ゾンビのいる世界での話」といった舞台装置としての役割。
たくさんのパターンがあって、それぞれが絡まりたくさんの名作があります。
その中から、個人的なおすすめを紹介してみようかと思います。
ゾンビ映画といえば、ロメロ監督。
「ゾンビ」「ナイト・オブ・リビングデッド」「死霊のえじき」の三作は鉄板です。
ゆっくりゾンビの魅力は、じわじわと深い気がします。
見た目はなんか凄いことになってるし、襲われたら死ぬんだけど、なんせゆっくりだから「勝てるかも…」って気持ちになりますよね。走っても逃げられそうだし。だけどわゾンビの意識には100%の殺意しかなくて(食意だけど)、圧倒的な数で押し込んでくる。
さらに、ゆっくり歩いて来るゾンビをよーく見たら知ってる人だった!でも倒さないと自分が…!でも、でも!という、残酷な時間的余裕。
死なない程度のダメージだけど、確実にゾンビへ向かっていくというエピソードはゆっくりゾンビでも早いのでも出来るけど、やっぱりこれも「知ってる人が」と「時間」が生み出す悲劇。
行動を共にする人間同士の関係や、異常な状況でリミットの外れた人間の恐ろしさ。その人間の恐ろしさは、社会への皮肉を描いていたりもしています。
私はゆっくりゾンビでこれらの魅力にとりつかれ、同じように魅入られた沢山の方々が作った新しいゾンビ映画の形に未だ惹かれ続けています。
先ほどあげた三作はロメロゾンビの「原因の不明でゾンビ発生!→たまたま集まった人間同士のいざこざ→しばらくはうまくやるけど、必ず誰かがチームワークを乱し大ピンチ!!」テンプレだけのお話ですが、ひとつだけでも是非ご覧になってみて下さい。
私のオススメは「ゾンビ」です。後にリメイクされ、私も大好きな「ドーン・オブ・ザ・デッド」(新丼とか呼ばれますね)は、お話はほぼ同じで、最近作られた「見やすさ」もありとでもおすすめなのですが、是非どちらも見て欲しいです。
長くなってしまったので、ロメロ三部作以外のオススメは別エントリーで!
全部ホラーが教えてくれた
人生これまでホラー映画ばっかり見てきたんですけど、一番怖かったのどれ?とか、おすすめは?と聞かれるのが苦手です。
ホラーといってもいろんなジャンルがあるし、臓物にどの程度の耐性があるのかなとか、ホラーというかスリラーを求めてるのかなとか考え込んでしまって。
けど、せっかくそこそこの数を見ているのだから整理してみようと思いました。
そもそもなぜホラーが好きなのか。
子供のころに見た映画が揃いも揃って面白かったからなんだと思います。
「バタリアン」「プレデター」「ザ・フライ」「エイリアン」「13日の金曜日」「チャイルド・プレイ」「ポルターガイスト」「エルム街の悪夢」「エクソシスト」「ヒドゥン」・・・
小学校中学年から高学年あたり、特に前半4つがテレビでバンバン放送されている時代でした。やばい。この時代やばい。「バタリアン」と「プレデター」なんて放送されるのがわかれば大喜び。まだビデオデッキを持ってなかったから、見るならテレビ放送しかないというおあずけ状態なのも、価値を上げていたんでしょうね。
今回はこのうち4作についてちょっと紹介してみますが、有名なので、知ってますよね。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2008/10/24
- メディア: DVD
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同年代でこれ見たことない人いるのかな。
金ローの準レギュラーくらいの頻度で見た気がするんですけど。
ゾンビ映画の原点、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」のパロディということになっているそうです。
ほぼコメディだけど、ゾンビの造形なんかはわりと本気だよね。
「バタリアン」で一番有名なのは「オバンバ」という上半身だけのおっぱい丸出し老婆ゾンビですよね。上のDVDのジャケットでも堂々センターを飾っています。
「オバンバ」という名前は日本の配給会社がつけたという話を聞きますけど、金ローで放送する時って、画面の下に「オバンバ」ってキャラ名のテロップ出てませんでしたっけ。その造形にちょっと引いてるお子様も、思わず笑っちゃいますよね。
私、そのホラーを見てる時にくすっと出来るって大切だと思うんです。多分、これ出来る人はホラー向いてる。ホラーなんだからこれは怖い場面なんだ、と決め付けず、可笑しいと思ったら笑えばいいのさ。ビビりまくって構える必要なんてない。その心構えひとつで、だいぶ見えかたが違うと思います。
そんなとっても大切な事を気づかせてくれたオバンバ、私の永遠のヒロイン。台に縛りつけられて、動かせるのはぴょろっと残った脊椎だけ、それを動かすたびに台と擦れてカチャカチャ音を出すのがやけに印象的。
そして「ブレイン〜」と言いながら、真っ黒な顔に真っ白な目と歯を向けてくる「タールマン」の格好良さ。DVDジャケットでオバンバの下に申し訳程度に写ってますね。私の初恋のゾンビ。「スカル」つって頭蓋骨が愛されるのと同じようなカッコさがタールマンにはあると思うんですが、あんまり理解されないですかね。
ストーリーとしては、オチが私は大好きなんです。衝撃的でしたが、その「えええーー!」感に快感を覚えてしまったのか、それ以来この手のオチが大好きです。
初のvsクリーチャーバトル映画は「プレデター」でした。
プレデターによって木からぶら下げられる人間の描写は今見てもワオとなる出来で怖いし、途中仲間になる女性が「子供の時にも見た。悪魔は暑い時にしか出ない」とか恐怖しか煽らない事を言ったり、じめっとした暑い熱帯の空気自体に閉じ込められているような、広いジャングルなのに感じる閉塞感と追い詰められ感が本当に怖い。
どんどん減っていく仲間の散りざまにも拳を握り(ビリーかっこいいよね)、シュワちゃんが最後の決戦に向かう準備をする姿を「シュワちゃんならやれる!!!」とドキドキしながら見守っていました。
さらにプレデターの造形の格好良さがその頃から大っっっっっっっっ好きでした。マスクを外す前もですし、外した後の豚っ鼻とカニの足みたいな口周りのウニャウニャはかわいすぎます。いくつもの続編が作られたけど、どのプレデターも変わらずかっこいいよね!
うーん、この装置のクローネンバーグっぷり。
「ザ・フライ」「ザ・フライ2」には、怖い外見をもつものたちの悲しみを教えてもらいました。1は主人公がハエになってく過程の特殊メイクがわりとあれなんですけど、「かわいそう!どうにかならないの!」という気持ちを持ちながら見るもので、特殊メイクへの耐性がどんどんついていくんです。みんなもきっと大丈夫だから、グロが苦手なあなたはまずここから始めてみようよ!カモンジョイナス!最終形態は可愛くすら見えるはず。ホラーがラブストーリーにもなる事を知って最後は泣いてしまうんですよね…。
2も好きなんですよね、登場する犬がいい味出してるんです。こうゆう感情移入出来る存在がいると、ホラーへのハードルを簡単に下げてくれるものなんです。
ラストはちょっと毛色の違うものを。
見て!このジャケット!!このジャケットで感じれる人は感じれるはず!
左のおじさんがロス市警の警官。そこへぴっちぴちツルッツルな若くて綺麗でかわいいかわいいなカイル演じる怪しげなFBIが現れる。二人で追う事件の犯人がなんと異星人だったというB級映画なんですけど、ホラーあり、おっぱいあり、カーチェイスあり、ジャケットでカイルが持ってるような妙に惹かれるガジェットありのお楽しみB級映画!
お肌もツルツル、スーツもピカピカ、いかにもおぼっちゃまそうなFBIが、どうしてそんなに!ってくらいとにかく必死でボロボロになりながら敵を追いかける姿がとにかくいじらしくて守ってあげたくなっちゃう。最初はギクシャクしている二人だけど、育まれていく絆があれであれな感じでねーいやーもうねー。そんな感じの芽生えかもしれません。
大好き!大好き!是非一度どうぞ。
子供の頃こんな名作ばっかり見て、天性のグロ耐性があればホラー好きにもなるというもね…。わたし、納得。
次はゾンビ映画をまとめようかな。