ハンニバルS2 最終話を見て

そもそもハンニバルにハマったのは、マッツさん演じる今回のハンニバル・レクターの佇まい・所作の全てが異常なほどに紳士的で優雅で素敵な圧倒的な存在感だった事。

見た目も好みなヒュー・ダンシー演じるウィル・グレアムがどんどんやばい感じになっていくハラハラ感。

各話にはゲストキラーがいて、それを解決しながら二人の物語も進んで行くという構成もとっても好きだったんですね。

遺体は毎回すごいけど、肉や内臓は見えてもその「匂い」は消されているので、エグくはないとうか…「そういった物」すら上品に撮っているのも好みでした。

S2の1話を見て、「強烈だけど上品な」から少し強烈さを強めて来た事と、ハンニバルのしていることを直接見せて来た事を受けて、こんなツイートをしていました。

そして、S2は「理解できるのはお互いだけだ」という孤独を糧に、ハンニバルはウィルを手に入れようとして、ウィルはそっちにひっぱられながらもそれを利用してハンニバルを逮捕しようとするお話なわけで、当然二人は…というより、ハンニバルがウィルに対しては「圧倒的」でなくなろうとしますよね。

私はそれがハンニバルの威厳?的な意味で物足りなくて、ちょっとつまんなかったんですS2。私のような人や、むしろそれがいい!とさらに食いつく人、両方を巻き込んでいくS2最終回だったわけなんですが、どちらも満足する素晴らしい最終回だったと思っています!

1話の冒頭はきっと最終話なんだろうなと思っていたので、きっと最後は満足できるという確信はあったんですけど、まさかこれほどとは。

なんだかんだでハンニバルは初めての友達との別れがあるわけで、高ぶりすぎて泣いちゃうかもと思ってたんですが、もう圧倒的すぎて泣かせてももらえなかった。

これが最終話を見た直後の私のTweet

S2で確かに育んでいたウィルとの関係を生かし、それを壊す事で、最初に戻る。

そして、あの圧倒的な存在感の中にウィルを残しながら旅立って行くというのが本当に私的には最高の終わり方でした。

(なので、S3へ続く!という終わり方だとは思いませんでした。ここで終わっても、ちゃんと完結出来てると感じます。そうゆう曖昧感が好きなんですw)

二人の絆をメインにして考えても、別れの演出として最高の形をとっていたと思います。

ウィルのお腹を刺すだけでなくちょっと横に引き裂いているし、逮捕される事で自由を奪われる事はとにかく嫌で(その不満だけは映画版レクターも隠さず露わにしてるよね)怒っているんだけど、だけどあんな風に抱きしめながら泣くなんて。

 

さらに翌日のTweetは、ハンニバル「私を変えられると思った?」ウィル「もう変えた」(この時ウィルが頑張って笑うのがまた良い…)というやりとりを思い出して、映画ハンニバルと混同したこんなツイートをしたくらい興奮が冷めませんでした。

※映画「ハンニバル」の結末が原作と違うのは知っていますが、映画版の方が好きなので。

 

…と、まあこんな風に最終回を受けてこれまでを全肯定できてしまったくらいハマり直したという事を言いたかっただけのエントリーでした…。

 

ウィルとハンニバルは近すぎない方がいいと思いつつ、二人のツーショットは最高にかっこいいと思っています。久しぶりに二人が並んだS2の7話では鳥肌を立てるくらい。

私は腐女子にはなれないんだけど、わりと強めの「チーム男子」好きなのでその気持ちが反応するのかなって思っていたけど、ハンニバルとウィルってもうそれが所謂「愛」とか「恋」とかってものなのかどうかはどうでもいいんだろうなって思います。

愛でもいいし恋でもいいし人間愛でもいいし友情でもいい。全部違って、全部合ってるみたいな。

自分が持つ他人から理解されない部分を共有できる人がいたら、私だって性別の関係ない深い気持ちやつながりを求めると思う。

だから多分、ハンニバルがアビゲイルを含めての家族を作ろうとしていたのは正解なんだろうな。

家族って、感情すら届かない深い絆で鎖で呪いだから。良くも悪くも。

良い所もたくさん、すごく嫌な所や辛いところがあってもどんなに離れても自分の今持ってる細胞、これから生まれる細胞にすら染み込んでいるくらいのつながりが家族。

これは、一般論ではなく実体験から出る言葉。

アビゲイルの不安は見ててほんとに辛かった。

話が逸れた。

 

ほんとに私の理解や共感にハマりまくって「良く出来てる」って思いました。

無駄なシーンがないなって気がしていて、考え出した「鹿ってなんだ?」を

次のエントリーにしようと思います!