「ふつうに〜〜だった」

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ちょっと前の「今週のお題」で「ふつうに面白かった映画」というテーマ、もう応募出来ないけど面白そうなので。

「ふつうに」って私もよく使ってしまうんだけど、後に「面白かった」とか「美味しかった」とかポジティブな言葉が続くわりに「なんか失礼?」「上からかよ」みたいな気持ちになってしまうのは私がBBAだからなのですかね。自分の好きなものが、「ふつうにおもしろかった」って言われると、ちょっとむっとしちゃう。

んだけど、「ふつうに」の前には「期待していなかったけど」が隠れている事が多いわけだと思っているのでそれも間違いじゃないのかな。結局褒められているんだけど、なんか気持ちよくない言葉なので他に言い方はないのだろうかね。

私の場合「期待していない」には自分の好きなキーワードがひっかかっているけど「期待していない」がほとんどなんだけど、「ふつうに」の対象にはもう一つ、「自分の全くの守備範囲外」に手を出した時というのがあるよね。

 映画や小説の「物語があるもの」に対する私の守備範囲はわかりやすく「ホラー・ミステリ・サスペンス・スリラー」界隈で、それ以外だとよっぽど好きな俳優さんが出てるとかじゃないと手を伸ばせない。そうゆうのは、現実から離れているものを好むんです。映画や小説に共感をあんまり求めてないのですよね、感情はもう現実で手一杯。

特に一番遠いのが「コメディ」。映画や小説に共感したくないのなら「辛い」系のが遠いんじゃないのかというと、それはもう絶対見ないから「遠い」の射程にすら入らない。別に嫌いじゃないのに、手を伸ばしたくならないのが「コメディ」みたいで。

そんなコメディを「めっちゃ面白かったから見ようよ」と家で見る機会があって、それがほんとに面白かったんで、良い意味で「ふつうに面白かった」映画だな!と。 

麻薬の売人やってるおじさんがとある理由で偽家族を伴ってミッションを遂行するって話なんですけど、吹き替えの具合も良くてめっちゃ笑った。コメディ映画の話をするのが慣れてないので、これ以上上手に紹介できないw

この映画を紹介してくれた人はこれまでにも私が自分では絶対選ばない映画をいくつか見せてくれて、どれも面白くほんわか温かみがあって笑顔になれるんですよね。

けど、見終わってしばらくすると、ホラーばっか見てるもんじゃないな…私は人見知りしないけどやっぱりは根暗で、この人は人見知りだけど根は明るいんだなー…時々ホラーも見せちゃうけど、こうゆうのが似合う人だからあんまり見せないようにしよう…ってなんか卑屈な気持ちになるのどうしたらいいですかね。

ちなみにもうひとつ、「期待してなかったけど」ふつうに面白かった映画。

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 マッツ・ミケルセンが100満点のかっこよさなんで、このあといくら褒めようと白々しく聞こえるかもしれないけど、面白かったというか好きな映画でした。CMとか短い映像出身の方っぽさ満開なのだけど、そうゆうのは自分に合えばすごく印象に残っていいよね。音楽も映像も役者さんたちも「いちいち青春」していて綺麗だったよ。

マッツ・ミケルセンについてはそのうち語るわ嫌って言われても語るわ。