生まれる時の記憶があります

言ったそばから、また覗かれることを怖がる夢を見ましたよ。また泣きながら嫌だと母親にすがっていました。いやんなっちゃう。

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さて、先日エントリーしたように、閉所恐怖症なんです。暗所もそこそこ。「暗いよ狭いよ怖いよー」の二つはセットの人が多いんじゃないのかな。きいいい、あ、今の「きいいい」はキャラメル(猫)がキーボードにのっかってタイピングしました。残しておこう。

エレベーターとか電車とか現実感のある恐怖とは別に、現実で起こることは今後おそらくないだろうけども考えただけで冷や汗が出るほど怖いのが、映画でよく見る「排気口ダクトをかがんで進む」シーン。ホラー映画じゃなくても出てくるので油断なりません。

「詰まるんじゃないか、いや絶対詰まる。詰まるとしか思えない」

この恐怖が頭を埋め尽くすのです。そして例のごとく、子どもの頃から夢に見ます。穴掘って暮らすタイプの生き物が住んでる巣を進んで、詰まる夢。

そうゆう場面のありそうな映画は避けてきたんですけど、あまりに評判が良かったので我慢出来ず、「まさかそんなシーンないよ(笑)」と自分に言い聞かせながら見てしまった「ディセント」でまんまと主人公が穴に詰まってパニックになっていて思わず早送りしました。ホラー映画で早送りしたのなんて初めて。けど面白かったディセント…。

すっごくちなみにですけど、「ヒットした作品に似たタイトルのマイナー映画」ってよくありますよね、ディセントにあやかった「ディセントZ」というつまんなそうなタイトルの映画があるんですけど、私はとっても好きでしたよ。西部開拓時代の渋い感じでね。また見たいんだけどレンタル店でもあんまり見かけないなぁ。さらにちなみに「ディセント2」はパーティーに男が参加した途端ぐっだぐだになって「男って!!!!!」ってなるのである意味面白かったような気が少しだけします。

どんなつまらない映画でも狭い所さえ出て来れば「めっちゃ怖かった」という感想を吐き出さずにいられないんですが、数年前母が言ったんです。

 

「あんたも生まれる時産道に詰まってねー、緊急で帝王切開したもんね」

 

詰まる事に対する恐怖は妄想ではなく、繰り返したくない実体験だったようです。