怖い話を信じるか

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幽霊や妖怪やUFOやUMA、そんなものを「信じる」か「信じないか」。

いつか誰かにそう聞かれたら、なんて答えたらいいのかと余計な心配をしています。

「どっちとも言えない」と答えたい。「信じる」とは言えない。

 

そう答えるのには、以前のエントリーで書いた「幽霊の正体見たり枯れ尾花」体験に大きな影響を受けていると思う。あの体験をする前の私は、「怪奇現象は全て科学で説明できる!幽霊なんていない!」という人に本気で怒りを覚えていたし、いつか自分にも怖い事が起きると信じていた。ところがあの体験をした後は、「科学で説明できることもあるよね、全部じゃないと思うけど」とさらっと流したり、何か怖い事が起きてもきっとちゃんとした原因があるからそんな怖がる必要は無いとどこか冷めてしまった。

だからある部分では「信じてない」けど、一方では「信じている」。

これも繰り返しになるけど、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」は、正体を見るまでは幽霊だったと思っている。その人が枯れ尾花を幽霊に見間違えても、見た瞬間のめっちゃ怖いという感情を否定しようという気持ちはこれっぽっちもない、これを「信じてる」と表現することも出来・・・ないかな?これは「信じてない」かな。

もちろん、完全に本物だと思いたいという気持ちもある。けど、「信じる」という言葉からは、なんだか「幽霊や怪奇現象は、あります!」とあの人の口調で言うような、変な必死さというか盲信さがあるようで、どうも口にできない。

だから、友人がそうゆうことを体験したと話してくれたらそれを本当か疑うことはしないし、本当に幽霊的なものが存在したのか科学的な原因があるのかも考えたりしない。

「それは怖かったね、今は大丈夫?困ってない?」

それだけだと思うんだけど、「幽霊を信じない部分もある」なんて言っていると、本当は信じてないでしょって思われないかなって思ってしまって、日々冒頭のような余計な心配をしている。