怖い話を信じるか

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幽霊や妖怪やUFOやUMA、そんなものを「信じる」か「信じないか」。

いつか誰かにそう聞かれたら、なんて答えたらいいのかと余計な心配をしています。

「どっちとも言えない」と答えたい。「信じる」とは言えない。

 

そう答えるのには、以前のエントリーで書いた「幽霊の正体見たり枯れ尾花」体験に大きな影響を受けていると思う。あの体験をする前の私は、「怪奇現象は全て科学で説明できる!幽霊なんていない!」という人に本気で怒りを覚えていたし、いつか自分にも怖い事が起きると信じていた。ところがあの体験をした後は、「科学で説明できることもあるよね、全部じゃないと思うけど」とさらっと流したり、何か怖い事が起きてもきっとちゃんとした原因があるからそんな怖がる必要は無いとどこか冷めてしまった。

だからある部分では「信じてない」けど、一方では「信じている」。

これも繰り返しになるけど、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」は、正体を見るまでは幽霊だったと思っている。その人が枯れ尾花を幽霊に見間違えても、見た瞬間のめっちゃ怖いという感情を否定しようという気持ちはこれっぽっちもない、これを「信じてる」と表現することも出来・・・ないかな?これは「信じてない」かな。

もちろん、完全に本物だと思いたいという気持ちもある。けど、「信じる」という言葉からは、なんだか「幽霊や怪奇現象は、あります!」とあの人の口調で言うような、変な必死さというか盲信さがあるようで、どうも口にできない。

だから、友人がそうゆうことを体験したと話してくれたらそれを本当か疑うことはしないし、本当に幽霊的なものが存在したのか科学的な原因があるのかも考えたりしない。

「それは怖かったね、今は大丈夫?困ってない?」

それだけだと思うんだけど、「幽霊を信じない部分もある」なんて言っていると、本当は信じてないでしょって思われないかなって思ってしまって、日々冒頭のような余計な心配をしている。

レシピめも:スコーン

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いつも作ってるチョコレートのスコーンのレシピ。

25×25cmの天板で1度で焼ききれる量だよ。

薄力粉・・・200g

ベーキングパウダー・・・小さじ2

砂糖・・・大さじ1(甘さ控えめなので、甘めがいい人は倍にするか、チョコをミルクチョコにしてね)

バター・・・50g

牛乳・・・100g 

板チョコ(おすすめはブラック)・・・1枚

1:

薄力粉とベーキングパウダー、お砂糖の粉類も合わせて冷蔵庫で冷やす。バターは1cm角に切って、これも冷蔵庫に入れておく。牛乳も計って、これも使うまでは冷蔵庫に入れておく。板チョコも適当な大きさに切っておく。大き目の方がおいしいよ。

2:

天板に合わせてクッキングシートを切っておく。190度でオーブンの予熱開始。生地はすぐできるからこのタイミングで大丈夫。

3:

粉を冷蔵庫から出して、ふるいながらボールに入れる。バターも入れる。バターを指先でつまんで粉の中にくぐらせて、そのまま指先をすりあわせる。これをやっていくと、パン粉みたいになっていきます。あまり難しく考えず、バターをつまんで指をすりすりしていけば大丈夫。バターの塊感がなくなったらOK。

4:

牛乳を4分の3投入して混ぜる。ある程度混ざったら、ぎゅぎゅと軽くおしてまとめる。表面がべたべたにならない程度まで、分量の牛乳を追加で入れていく。指にくっついて扱いにくくなる直前までが理想だけど、入れすぎちゃったら小麦粉追加しても大丈夫。最後に板チョコを入れて、いい感じになるまで混ぜる。

5:

天板に2本並ぶくらいの長さ、厚みは2センチくらいの長方形2本にまとめる。端から三角になるように切っていく。スタバみたいな形に。1本4〜5個くらいかな。 

6:

天板にクッキングシートをひいて、少し間を開けながら生地をおく。くっついちゃうかもしれないけど細かいことは気にしない。分量外の牛乳を、生地の表面に指で塗る。刷毛なんて使わなくても大丈夫。

7:

予熱が終わったら、20分焼く。20分だと少しふかふかの仕上がりになるので、サクサクのクッキーっぽさが強い方が好きなら、もう少し焼いてみてください。ふかふかだと、焼きたてを食べるのが美味しいよ。

 

以上。とっても簡単!慣れれば生地は5分で出来ちゃうから時間もかかんない!

気をつけるのはベーキングパウダーの分量かな。他のはちょっとくらい適当でもいいけど、ベーキングパウダーは入れすぎると苦くなります。生地の甘さがとても控えめなので、少し多いと苦味が出ちゃうのでここだけは綺麗にはかってくださいね。

スタバが好きです

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先日スタバでマグを買いました。店内用と同じ白いやつ。小さいサイズなので、持ち手の所に「S」ってマークがあるのもお店と同じ。けどマグの裏底に「S」は書いてなくてちょっぴり残念。シンプルな真っ白にコーヒーの茶色が合ってて、とても可愛いです。ショートサイズの大きさで950円なのもいいよね。

高い、甘い、おいしくないと言われたりもするスタバですね。前の二つは私も同意。

でも好きなんです、スタバ。寒い時期にあったかいドリンクを飲みながらお散歩するのが大好きなので、最高のお供なんです。BGMがPerfumeの「マカロニ」だと最高。良い切なみでなんともいえない多幸感。

好きなレギュラーメニューは、キャラメルマキアート、バニララテ、ホワイトモカ、ココア。フードはシナモンロールか、四角いケーキのキャラメルマキアート

アイスはあんまり飲まないので、どれもホットで。フラペチーノも、興味がある限定ビバレッジが出た時くらいしか飲まないかも。

カスタマイズは、どれもショット追加のシロップ少なめ(半分)にするとコーヒーの濃さも甘みもちょうどいい感じになって美味しい。キャラメルマキアートだと、さらにシロップ多めが一番好き。思い出しただけで幸せ。

今はもういらっしゃらないんだけど、一時期お店にいるといつも話しかけてくれる店員さんがいて、カスタマイズもいろいろ教えてくれた。

美味しかったのは、ドリップコーヒーに生クリーム追加、お砂糖とかがある場所にある蜂蜜を入れて、生クリームと蜂蜜をマドラーでくるくる。最初は甘くてほっとして、甘さが口に残ってくる頃にはコーヒーが強くなって後味すっきり!

あとこれはいつもできるわけでないのが本当に本当に本当に残念なんだけど、苦みが強いタイプのブレンドコーヒーにチョコホイップを多めで追加。これ超うまい。要するにカフェモカなんだけど、普通のメニューのカフェモカはなんかドロドロしててあんまり好きじゃないのです。このカスタマイズだと、すっきりカフェモカで超美味しい。毎年バレンタインの時期にチョコホイップ出てたんだけど、今年はなくて残念だったなぁ。

ああ、早く秋が来たらいいのに。 

生まれる時の記憶があります

言ったそばから、また覗かれることを怖がる夢を見ましたよ。また泣きながら嫌だと母親にすがっていました。いやんなっちゃう。

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さて、先日エントリーしたように、閉所恐怖症なんです。暗所もそこそこ。「暗いよ狭いよ怖いよー」の二つはセットの人が多いんじゃないのかな。きいいい、あ、今の「きいいい」はキャラメル(猫)がキーボードにのっかってタイピングしました。残しておこう。

エレベーターとか電車とか現実感のある恐怖とは別に、現実で起こることは今後おそらくないだろうけども考えただけで冷や汗が出るほど怖いのが、映画でよく見る「排気口ダクトをかがんで進む」シーン。ホラー映画じゃなくても出てくるので油断なりません。

「詰まるんじゃないか、いや絶対詰まる。詰まるとしか思えない」

この恐怖が頭を埋め尽くすのです。そして例のごとく、子どもの頃から夢に見ます。穴掘って暮らすタイプの生き物が住んでる巣を進んで、詰まる夢。

そうゆう場面のありそうな映画は避けてきたんですけど、あまりに評判が良かったので我慢出来ず、「まさかそんなシーンないよ(笑)」と自分に言い聞かせながら見てしまった「ディセント」でまんまと主人公が穴に詰まってパニックになっていて思わず早送りしました。ホラー映画で早送りしたのなんて初めて。けど面白かったディセント…。

すっごくちなみにですけど、「ヒットした作品に似たタイトルのマイナー映画」ってよくありますよね、ディセントにあやかった「ディセントZ」というつまんなそうなタイトルの映画があるんですけど、私はとっても好きでしたよ。西部開拓時代の渋い感じでね。また見たいんだけどレンタル店でもあんまり見かけないなぁ。さらにちなみに「ディセント2」はパーティーに男が参加した途端ぐっだぐだになって「男って!!!!!」ってなるのである意味面白かったような気が少しだけします。

どんなつまらない映画でも狭い所さえ出て来れば「めっちゃ怖かった」という感想を吐き出さずにいられないんですが、数年前母が言ったんです。

 

「あんたも生まれる時産道に詰まってねー、緊急で帝王切開したもんね」

 

詰まる事に対する恐怖は妄想ではなく、繰り返したくない実体験だったようです。

謎解きと妖怪の話

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怖い話は好きなんだけど霊感はない…もしくは霊感がないから怖い話が好きなのか。

なので、人様に話して怖がってもらえるような怖い話っていうのはない。

なんとなくそれっぽいものを見たことが一度だけ、すごく怖かった金縛りが一度。

 

それっぽいものは、窓の外にいる男の子の顔半分が見えなかった事。金縛りは、 階段降りてすぐにあるソファで階段に頭を向けて寝ていたら、明らかに誰かが上から降りてきてそのまま顔を覗き込まれた「感覚」があったこと。目は開かないし何も見えないんだけど、これが夢なら何が現実かわからないってくらい強い感覚でもうめっちゃ怖かった。それ以来、そっちに頭を向けて寝ていない。

それ以外は何もない。

ツイッターで話したことがあるかもしれないけど、高校生の時に「幽霊の噂」の謎解きをしたことがある。

校舎にある螺旋階段を放課後一人で上がっていると、後ろから足音がついてくる。当然振り向いても誰もいないというものだった。教室が3階にあり階段の利用率が高い私達の学年にも実際聞いたという子が何人かいた。かくゆう私もその一人で、階段を上がっている時、聞いた。カチャ……カチャ…と私と同じ足音が、少し後ろから付いてくる。螺旋階段なせいか、音が響いて怖かった。走って上がるうちに気がついた。階段の角についている金属の滑り止め、それを止めているネジが緩んで浮いていて、歩く人がそれを踏むと階段にくっつく、時間が経つとまた浮かぶ。その浮かぶ時の音だった。すぐ教室にいたみんなに知らせて、みんなで実験して一件落着になった。

私はそれ以来、なにか怖いようなことが起きても、「目に見えないどこかで、私の理解できない仕組みでその現象が起きているだけだろう」と思うようになった。金縛りも、睡眠麻痺なんだろうなという範囲でしか体験したことがないし。(さっき書いたあの感覚も自分でそんな幻想を生み出しそうな原因に心当たりがあった)

だけど相変わらず怖い話が好きで、いちいちそれを疑ったり、上に書いたようなことを思って冷めた目で見ることもない。むしろ、そんなことを思うのはつまらない事だと感じる。楽しむべき!

そして、「妖怪」というものがもっと好きになった。

妖怪っていうのは、「原因がわからない不可解で怖い現象」に名前がつき、それに見合った容姿が後から与えられるものもある。私が体験したあの出来事は、まるで妖怪みたいだった。本当は存在する原因が見えないまま、その現象を怖いと思う人がいればそれは怪異であると思っている。霊は存在しなくても。

すると、妖怪は生まれる。あの階段にも、足音だけを立ててこっそり後をついていき、驚く人を見てクスクスと笑う。そんな小僧か少女がいたのかもしれないなあ。

私が気がついた事でそれを消してしまったのかもしれないと思ったら、なんだか悪いことをしたような、寂しいような。